中部電力パワーグリッドの供給エリア(愛知・岐阜・三重およびその周辺)にお住まいの方で、東邦ガスと中部電力で電気とガスをまとめた場合、どちらがお得になるか気になる方も多いのではないでしょうか?
光熱費の見直しのためにも知りたいですよね。
そこで、この記事ではどちらがお得になるか比較して解説します。
結論は、東邦ガスでまとめた方がお得です。
中部電力では、一般家庭向け料金プランおとくプランを含め、2024年4月1日より低圧のすべての料金メニューで電気料金単価の見直しが実施されます。
値上がりの理由4点
- 託送料金(2024年4月)
- 再エネ賦課金(2024年5月)
- 政府の電気代補助が2024年5月終了
- 容量拠出金(2024年4月)
東邦ガスでも2024年4月1日から低圧電気料金の見直しがあります。
東邦ガスは中部地方では電気代が安く、しかも大手ガス会社で信頼できる会社です。
電気代を安くしたい方にはおすすめで、どれくらい節約できるか下記項目で料金比較しているので、合わせて参考にしてくださいね。
※東邦ガスの電気・ガス基本料金半額キャンペーンは、2024年5月20日で終了しています。
【東邦ガスと中部電力】電気料金の比較
東邦ガスと中部電力ともに電気プランは2種類ありますが、ガスは1プランしか選択できません。
では、どちらの会社のほうが電気料金を節約できるのか、以下の6つのポイントで比較していきます。
毎月請求される電気代は、基本料金・使用電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の合計です。(再エネ賦課金は、各社同単価のためどの電力会社でも変わりません。)
そのため、比較して節約額を知るには、基本料金・電力量料金単価・燃料費調整額の3つを比べるとわかります。
基本料金を比較
東邦ガスのファミリープランと中部電力の従量電灯Bで、基本料金を比較しました。
以下の表になり、2024年4月1日以降の見直し後の料金となります。
4人家族の契約電流の目安は50Aです。
契約電流が20A以上なら東邦ガスの基本料金の方がお得に利用できることが分かります。
電力量料金を比較
電力量料金単価を比較しました。
以下の表になり、2024年4月1日以降の見直し後の料金となります。
電気とガスのセット割引率を比較
東邦ガスでガス契約中の方は電気も契約するとお得なセット割▽
東邦ガスで電気とガスを契約するとセット割があり、電気の基本料金から割引があります。
お使いのガス機器に応じて割引率は変わり割引率は以下の通りです。
東邦ガスは電気とガスのセット契約で、ガスと電気をまとめて契約するのがおすすめです。
中部電力はガス合計請求額の2%が割引されます。
【東邦ガスと中部電力】ガス料金の比較
東邦ガスと中部電力ともに電気プランは2種類ありますが、ガスは1プランしか選択できません。
では、どちらの会社のほうがガス料金を節約できるのでしょうか?
以下の3つのポイントで比較していきます。
- 基本料金を比較(ガス)
- 料金単価を比較(ガス)
- 月間のガス使用量で料金比較
基本料金を比較(ガス)
1ヶ月の使用量別に基本料金を比較した結果は以下の通りです。
100㎥まで
・中部電力が安い
101㎥~250㎥まで
・東邦ガスが安い
251㎥をこえたら
・中部電力ミライズが安い
平均的な家庭使用量(月30㎥)ですので、中部電力が安いです。
東邦ガスのガス利用のメリット
- 解約違約金や手数料がかからないこと
東邦ガスの電気は解約時期に関わらず解約違約金・手数料はかかりません。
お試しに契約してみるのもありですね。
解約する場合も時期を気にせず解約できるのは有難いですね。
色んなものが値上げされて家計の負担は、増加するばかりです。
2024年4月以降の料金見直しにより中部電力エリアでは、一般的な4人家族の契約電流目安50A|月間電力使用量400kWhの場合(※ただし、燃料費調整額(変動)によって、電気代は変わります)
- 1か月あたり約2,000円以上の値上げ
- 年間だと約26,000円前後も負担が増える
そのため、光熱費などご自身の電気の使用状況にぴったり合った、お得な料金プランを見つけて少しでも節約し家計費改善につなげて欲しいです。
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