ロボット掃除機の代名詞ともいえる、アイロボット社のルンバ。手に入れやすいベーシックなモデルから、高性能なハイグレードモデルまで種類が豊富です。クリーンベースつきやカメラつきなど、搭載された機能や価格もさまざまで、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ルンバのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。コスパのよいモデルや水拭きもできる最新モデルなどもご紹介。部屋数の多いファミリーにはもちろん、一人暮らしの人にもぴったりのものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ロボット掃除機といえばルンバ!その魅力とは?
ルンバは、マサチューセッツ工科大学のロボット学者たちが創設した「アイロボット社」から発売されたロボット掃除機。ロボット掃除機の存在を世に知らしめ、日本だけでなく全世界で支持されています。
ルンバの大きな魅力は、掃除を完全に自動化できるほど機能が充実していること。
ルンバはただ掃除を行うだけではなく、終わったあとはゴミの収集ステーションまで自動で戻るため、毎日決まった時間に掃除を設定すればあとは放っておいてOK。ステーションのゴミ捨て以外に人の手が必要な工程はほとんどありません。
多くのロボット掃除機は、吸引力が低かったりイスの脚周りまで回り込めなかったりするため、スティッククリーナーと併用したほうがよいことも。
一方ルンバは、スティッククリーナー並みの吸引力とすぐれた障害検知機能を兼ね備えています。検証では、多くの掃除機が苦手とするカーペットのゴミも吸い込み、イスの脚回りのゴミも丁寧に取りさっていました。
ルンバと併用する掃除機は以下のコンテンツから確認してみてください。
ルンバのシリーズは 「s・j・i・600」の4種類!賢く選ぶコツは?
ルンバとひとくちにいっても、実は多くのシリーズが展開されていることをご存知ですか?主要なのは「s・j・i・600」の4種類。
まずは、ルンバをはじめて買う人や学生さんにもおすすめの「600」シリーズ。最安で機能もシンプルですが、段差検知機能を搭載しており、アプリやスマートスピーカーと連携もできます。
次が、便利機能がありつつ手頃な価格で手に入る「i2」シリーズ。従来に比べ約10倍の吸引力で、掃除性能も高いにもかかわらず、約4万円で購入できるコスパのよさが最大の魅力です。
「i3」「i3+」「i5+」は、充電残量が少なくなると自動でホームに戻り、充電後に中断したところから再開する「自動充電・自動再開」機能を備えています。広い部屋や複数の部屋がある家にも対応できるので、3部屋以上の家におすすめ。
「i」シリーズのワンランク上が「j7」シリーズです。カメラによる障害検知機能がついているうえ、部分清掃エリアや進入禁止エリアも設定できるため、子ども部屋やペット部屋など5部屋以上の間取りにも対応しています。
ルンバシリーズ最高モデルが「s9+」。吸引力は従来の約40倍で、壁際や角のゴミも逃さずキャッチするD字型のデザインです。稼動時間は120分と長く、アプリで清掃エリアや走行回数も細かく設定できるため、ペットを飼っているなど、とくに丁寧な掃除を求める人に向いています。
ルンバの選び方
ルンバを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
1 吸引力が高いほど稼働時は爆音に。おすすめは「j7」シリー
吸引力の検証では軒並み高評価がつくルンバ。シリーズにかかわらず砂や髪の毛など細かいゴミも取り去ります。
なかでも「s9+」は、ロボット掃除機全体でもトップクラスの吸引力。
カーペットを検知すると「パワーブースト機能」が発動し、ゴミが残りにくいカーペットにも、フローリングと変わらない掃除性能の高さを発揮します。ペットやお子さんがいるなど、より清潔な環境を求める人におすすめ。
とはいえ、吸引力が高くなるほど音量が大きくなる傾向は避けられません。稼働時はペットやお子さんが怖がる可能性もあるため、静音性と吸引力を両立した「j7」「j7+」がおすすめです。
2お手入れの手間がグッと減る!
クリーンベースはマスト
ゴミの自動収集機能がついた充電ステーションでもあるクリーンベースは、今や必須の便利機能。掃除を終えると本体がクリーンベースに戻っていき、掃除するたびに本体のダストボックス内を空にします。
クリーンベースは「i2」以上のシリーズに対応しており、集じん方式は紙パック式を採用。そのため、クリーンベースから溜まったゴミを捨てるときも、直接手で触ることなく衛生的なのが魅力です。
さらにクリーンベースは最大1年間のゴミ捨て不要を謳っているため、掃除のたびに毎回お手入れする手間はありません。
また、ルンバはほとんどのモデルでダストケースの水洗いができます。ゴミを溜めておくダストケースは、いやなニオイの元にもなりやすいため、定期的なお手入れを心がけましょう。
3、ペットや赤ちゃんがいるなら水拭き機能つきモデルがおすすめ
近年は、水拭き機能がついているルンバも発売されています。また、アイロボットから同じく発売されている拭き掃除ロボット「Braava」との連携にも対応。
拭き掃除までなかなか手が回らない人も多いかもしれませんが、ペットや赤ちゃんがいる家庭ならあるとうれしい機能です。
吸引だけでは浮き上がりがちなペットの毛や細かいホコリも、拭き掃除ならしっかりキャッチ。「ペットがいる部屋は他の部屋と分けたい」という場合は水拭き禁止エリアの設定もできます。
人によっては必須機能!「マッピング機能」と「アプリ連携」とは
多機能で知られるルンバのなかでも、重要な機能は「マッピング機能」と「アプリ連携」。
とはいえ、あくまで付加機能のため、人によってはオーバースペックな可能性も。具体的にどのような機能で、どんな人には必須な機能なのかを解説します。
「マッピング機能」は2LDKの間取りやファミリーの掃除に必須
マッピング機能とは、室内のマップを作成しながら掃除する機能のこと。キッチンやリビングルームなど部屋を区別して記憶するため、どの部屋をいつ掃除するかや走行回数などを指定可能。いくつもの部屋を掃除したい人にも役立つ機能です。
ルートが記録されるため効率的に掃除が終わるだけでなく、家具や家電の配置を記憶するため、ものにぶつからずに掃除することも可能。自宅に大事なインテリアを置いている人でも、安心して使用できるでしょう。
すべてのシリーズで清掃したエリアや時間がアプリに送信されるため、留守中もルンバが正しく稼動しているかが一目瞭然。次回の掃除計画も立てやすくなり、使うほどますます毎日の掃除を最適化できます。
シリーズによっては清掃する部屋や進入禁止エリアも設定可能。小さなお子さんやペットがいる家庭では必須の機能といえます。
スマートホームを叶えるならアプリとの連携は必須!
マッピング機能や進入禁止エリアを設定できるのが、ルンバと連携したアプリ「iRobot Home」です。
部屋ごとに掃除回数を分けて設定したり、毎日の掃除を予約したりできるだけではなく、外出先からもルンバを操作できる便利さが魅力。
さらにGoogleアシスタント・Amazon Alexa・Siri ショートカットなどに対応しており、ボタンを押すことなく音声だけで操作できるため、忙しい家事や育児の合間にも掃除を始められます。自宅のスマートホーム化に興味がある人にもおすすめです。
さらに「s9+」などハイクラスなモデルでは、キッチンや子ども部屋などとくに掃除を念入りに行いたい部屋や回数を細かく設定可能。
使う人の清掃習慣や花粉などのシーズンに応じて掃除計画を提案するため、使うほど毎日の掃除を最適化できます。
コメントを残す